理学を社会と結びつける——理学部特有のキャリア支援
学部?キャリア教育 |理学部
2017/10/20
キャリアの立教
OVERVIEW
理学部のキャリア教育をご紹介します。
理学部のキャリア?就職 3つの特徴
1. 約30%が大学院へ進学
理学部では、毎年約30%の学生が立教や他大学の大学院に進学しています。他学部の進学率2~8%と比較すると、理学部の進学率の高さは大きな特徴と言えます。また、大学院修了者の研究職採用の割合が高いのも近年の傾向です。学部卒の就職率は97.7%と高水準を維持していますが、学部卒で研究職に就くことは比較的難しく、大学院進学を選択肢に入れる学生も少なくありません。そこで、理学部のガイダンスでは内定者や卒業生からの話を通して、自分の将来をイメージし、主体的に進路選択ができるよう支援しています。
2. 理学部生対象の求人や学校推薦が多数
理学部宛ての求人情報は年間約470件。その他、企業から教員宛ての推薦依頼や学校推薦による求人も年々増加しています。多くの企業へのアプローチが可能になる一方で、自分に合った就職先を選ぶことに難しさを感じる学生もいます。そのような学生の不安を解消するため、理学部キャリアサポーターとの面談や、キャリアセンターと共催のプログラムなどがあります。このような支援を上手に活用することで、希望通りの就職先に複数の内定を得ている学生もいます。
※理学部宛ての求人情報はメーリングリストで配信されるほか、ネットワーク上で最新情報を見ることができます。
※理学部宛ての求人情報はメーリングリストで配信されるほか、ネットワーク上で最新情報を見ることができます。
3. 論理的思考力をビジネスに生かす
実験や卒業研究をする中で身に付いた論理的に物事を考える力や、相手に伝える力は、さまざまな業界?職種にも必要な力です。年々このような力を持った理系学生への採用意欲は高まっています。学生には、理学の知識を生かした技術?企画営業など、理系企業や職種にとらわれず、幅広い視野で進路を選択してほしいと思います。
その他のポイント
特徴を踏まえたプログラムとサポート体制
正課科目や学部主催、学部とキャリアセンターが共催する理学部生のための各種プログラムを、年間を通して実施しています。また、理学部キャリアサポーターや、教員が運営する理学部キャリア支援委員会が細やかにサポートしています。
「理学とキャリア」(1~4年次生向け正課科目)
理学部での学びが、卒業後の人生でどのように役立つか。卒業生や企業の方など外部講師を招き、「聞く」力を養いながら、自身のキャリアを考えていきます。
「グローバル人材?企業体感プログラム」(1、2年次生向け正課科目)
アメリカ?サンフランシスコのシリコンバレーにて、GoogleやApple本社、スタンフォード大学などを訪問。講演やQ&Aセッションを通して、キャリア観を育成する体験プログラムです。
「理学とキャリア」(1~4年次生向け正課科目)
理学部での学びが、卒業後の人生でどのように役立つか。卒業生や企業の方など外部講師を招き、「聞く」力を養いながら、自身のキャリアを考えていきます。
「グローバル人材?企業体感プログラム」(1、2年次生向け正課科目)
アメリカ?サンフランシスコのシリコンバレーにて、GoogleやApple本社、スタンフォード大学などを訪問。講演やQ&Aセッションを通して、キャリア観を育成する体験プログラムです。
理学部生対象の正課外プログラム
- キャリアガイダンス
- 就職ガイダンス
- シゴト研究会
- 内定者懇談会
- OB?OG懇談会
- 優良企業説明会
- 企業からの学校推薦説明会
- 企業とのPBL企画 など
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
※本記事は季刊「立教」241号(2017年7月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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